道P連役員のつぶやき
25/01/13
学校給食コンクールその②
副会長の谷渕です
先日の学校給食コンクールでは、審査委員長の秋水 田安店主の講話と試食がありました。
文部科学省の資料より
学校給食における地場産物及び国産食材の使用割合(2021年度資料より)
1位は山口県地場産物85.2% 国産食材97.5%
北海道は5位地場産物72.7% 国産食材89.6%
国産食材の使用では長野県が1位 97.7%
保護者としては、通年農作物が採れない北海道は地場産物は不利かもしれませんが、国産食材使用全国平均が89.0%輸送コストやSDGsの観点からもう少し上がって欲しいです。
そんな資料と講話と同時進行に①ほうれん草のおひたし②ほうれん草のおひたし出汁③豚汁④長芋の豚肉巻トマト醤油バター焼き 試食。
一流の料理人が学校給食で取り扱っている出汁パックで調理をします。
減塩のため柚子の皮少し添えたり…
文句なしでそりゃあ美味しいです!
豚汁の炒める順番ですが、香りを重視しています。
①油で豚肉を炒める。鍋から取り出す。
②豚肉から出た油で野菜と生姜を炒めて豚肉を戻し入れて出汁で煮る。味付けは今回みりん、しょうゆ、味噌。
生姜は油で炒めるとすぐ焦げる。野菜の水分が出たら生姜は焦げず、具材全体に香りが行き渡る。
料理は十人十色でそのやり方は絶対ではないと言われますが、田安氏の料理は最後まで美味しかったです。一口目で美味しい!!と思っても最後に飽きちゃう味もあります。最後の一口飲み干した時に思わず「あ〜美味しかったな」言葉が溢れ出てしまいました。旬の物を旬の時期に、食材生産流通、調理まで関わる方への感謝の気持ち、子どもだけでなく大人も日頃から口に出さないといけないなぁ。