道P連役員のつぶやき

24/08/09

北海道学校給食研究大会 岩見沢大会

副会長の谷渕です

8月8日 第65回北海道学校給食研究大会 岩見沢大会に参加しました。

北海道教育委員会 中島教育長より学校給食功績者表彰式。

基調講演は「健康・栄養と腸内環境」

人は一生に約35トン(35.000kg)食べるらしい…

・食べることで、からだをつくる

・食べることで、こころもつくる食べ物はからだの中で様々にはたらく

・食べることで、健康にも病気にもなる

いつの時期が大切なのかと…お母さんの妊娠から子どもの2歳の誕生日までの「はじめの1000日間」の栄養環境は、その後の成長の基礎を築くとても重要な期間。赤ちゃんに十分な栄養をあげることが将来の生活習慣病リスクを抑える。生活環境やストレスでも影響を受けやすい。

「食べる」と「うんち」の話は食育に必須ですね。ちょっとタブーになりがちな事は、しっかり学ばないと病気に気付かないかもしれません。

第4分科会は地場産物を活用した献立の工夫と地域との連携 に参加しました。

新篠津村と新十津川村の取り組みについて

新篠津のJAしんしのつと連携 高品質なお米、有機野菜、週2回精米してすぐのお米を提供、小学校は全児童が一緒に食べるランチルーム形式。名物メニューは鉄板給食。調理済みのジンギスカンをランチルームで鉄板加熱。タレもセンター調理。地元のメロン提供は大人気!

発表を聴いているだけで、全校児童毎日一緒に食べる様子笑顔が想像出来ました。ランチルームに広がるジンギスカンの香りなど、あ〜いいなぁ♪

新十津川と言えば、金滴酒造。日頃から調理に使われている。酒造の工程で出る酒米の削った粉で作られたお米シロップ。これを使ったパンの提供。野菜は6軒の農家さんから直接搬入。新十津川農業高校生と連携して小学校も農業教育をしている。3年生でさつまいも、5年生で田植え。

子ども達も生産者の気持ちとなり、苦手な食材でも「食べてみる!」となるようで年が上がるにつれて食缶は空になるようです。素晴らしい!

グループディスカッションもあり、グループはPTAは私だけ。日頃から安全調理を心がける調理員さん、地場産物も土付きのままだと人手が足りなくて受け入れが出来ないと頭を抱える栄養教諭の方々。視点が違えば、自治体が違えば全く異なるのが平等であるはずの学校給食。この研究大会は是非校長先生、給食センター長、そしてJA関係者も参加していただくと、子どもの笑顔に繋がるのではないかと思いました。

日頃より子ども達のために献立、調理、提供してくださる皆様へ感謝の気持ちでいっぱいです。

ありがとうございます!

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