道P連について
会長あいさつ
北海道PTA連合会 会長
後藤 一樹
私は令和6年度北海道 PTA 連合会会長を務めます後藤一樹と申します。日頃より北海道 PTA 連合会の活動に対しましてご理解とご協力をいただいておりますことに心より感謝申し上げます。
さて、昨年度を振り返りますと、新型コロナウイルスの感染症分類が5類に移行され、 PTA 活動も制限なく行うことが出来るようになりました。会話を楽しみながら行う PTA 活動に、今まで感じたことのない楽しさや喜びを再認識しているところです。しかし、PTA にとって活動を制限されたこの3年余りの期間は、とても大きな爪痕を残しました。保護者と学校のコミュニケーションを取る機会が圧倒的に少なくなってしまったことや、PTA 活動自体がストップしてしまったことなど問題は多岐にわたります。
PTA は今、岐路に立たされています。残念なことに「PTA 不要論」という言葉も多く耳にするようになりました。「PTA は何のためにあるのか」とてもシンプルではありますが、つい忘れがちなことでもあります。これは言わずもがな「子どもたちの健やかな成長」を後押しする組織です。まずは愛するわが子やその周りの友だちが笑顔で過ごせるよう、大人が全力で子どもたちを応援すること。そして保護者と先生が互いに良好な関係を築くこと。それらは子どもたちにとってマイナスな要素はありません。今の世の中は変化が激しく、先行きの見え難い時代です。こんな時代だからこそ 学校と家庭がスクラムを組むPTA が必要であり、その存在意義を皆で再確認し、子どもたちの健やかな成長を支えていく必要があります。
結びとなりますが、保護者と先生が共に笑顔で過ごすこと、それは自ずと子どもたちの笑顔に繋がります。令和6年度も北海道PTA連合会は全道の会員の皆様、そして各関係諸団体の皆様と共に手を携え、子どもたちが笑顔で毎日を過ごせるよう、全力を尽くしてまいります。共に多様性を包み込むあたたかいPTAを創っていきましょう。今後とも皆様のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
北海道PTA連合会とは
PTAとは?
子どもの幸福を願って、父母(または、父母に代わる成人)と先生が将来を見通してお互いに学び合うとともに、協力して地域に即した教育活動を進める、社会教育法第10条に基づいた社会教育関係団体である。
PTAの目的とは?
「児童生徒の健全な成長を図る」
子どもの成長に即し、正しく導くために必要な、子どもの理解や指導のための知識、あるいは技術などを学習し実践して、よい親、よい先生になり、地域ぐるみで子どもの健やかな成長にとって望ましい活動を進める。
基本方針
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01
会員の研修活動の充実をとおし、お互い高め合うとともに家庭教育力の充実を図り、豊かな心をもった子どもの育成に努めます。
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02
本道の教育振興のために、地区PTA連合会と緊密な連携を図り、道P連事業の充実と教育課題の解決に努めます。
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03
家庭・学校・地域そして行政との連携・協働を進め、子どもたちを取り巻く教育・生活環境の改善に努めます。
重点目標
研修活動の充実
- 委員会活動や広報活動の充実に努めます。
- 道ブロック研究大会や地区P連研究大会等、各種研修会の充実に努めます。
教育環境の充実
- 児童生徒の実態の把握に努め、児童生徒を取り巻く生活環境の浄化に努めます。
- 関係諸団体と連携し、望ましい教育環境づくりを進めます。
- 大人が子どもたちの範となる行動を示し、子どもたちから尊敬される大人となるように努めます。
青少年の健全育成の推進
- ネット利用を含めた望ましい生活習慣や食事の大切さ等を伝える活動を推進します。
人権・人命尊重と安全教育の推進
- いじめ等の問題解決に取り組み、人権や生命を尊重する心を育てます。
- 家庭・学校・地域・行政が連携し、安全確保や事故の未然防止に努めます。
委員会活動の活性化
- 委員会活動を通し、各地区間の交流を図るとともに、今日的課題の解決に向けた先進的な取組を紹介し、単位PTA等の活動の活性化に努めます。
- 会報やホームページ等による広報活動の充実を図り、PTA活動の活性化に努めます。
PTA安全互助会の普及
- PTA安全互助会の意義の周知を図り、加入促進に努めます。